リゼッタ

ビーズの耳飾り

2018年2月5日
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みなさまはリュネビル刺繍というのをご存知でしょうか?
主にフランスのオートクチュールで使われている伝統的な刺繍の方法で、“クロシェ”という細い鍵針を使いビーズやスパンコールを生地の裏側から刺繍する技法です。
 
これまで何度かコサージュのワークショップの講師をお願いしていた藤本裕美さんが、あるときこの刺繍のことを教えて下さいました。
オーダードレスの製作が本職の藤本さんは、11年パリに住む間にドレスづくりから派生して、合わせて付けるコサージュについてや、ドレス用の生地に刺繍を施すためにリュネビル刺繍を学んだそう。
 
しばらく前にサンプルを見せて頂いたピアスや髪飾りがとてもエレガントでかわいらしく、こんなのが自分の手で作れたらたのしいだろうなぁとときめきながら想像を膨らませていました。
 
そして先週、このリュネビル刺繍のワークショップを定休日の自由が丘店にておこないました!

木枠にシルクオ―ガンジーを張り、クロシェを使って生地の表裏を行き来しながら、鍵編みをしていくようにビーズを刺繍をしていくのですが
はじめて手にする道具と使い方にとまどいながら、
まずは道具に慣れる為に上下左右の針の進め方からしばらく練習です。

そしていよいよ本番!
ピアスの外枠をぐるりと一周クロシェで刺していきます。
裏面にビーズを留めていくので、時々生地を返して様子を見ながら進めます。

仕上げは表に返して、手刺繍でビーズを埋めていきます。

みなさま慣れない刺繍方法に時に無言で作業に没頭したり、藤本さんにドレス作りのお話をうかがったりしながら、だんだんとコツをつかんでビーズが埋め尽くされ、、、
最後に真ん中の淡水パールを刺繍した時のかわいさといったら…!

仕上がったばかりのピアスを耳元に飾って帰られる可憐な姿が印象的な一日でした。
 
今回のピアス作りは2/7の回も満席となっておりますが、またこれからもワークショップは計画していきたいと思っておりますので
ご興味のある方はぜひ足をお運びくださいね。