リゼッタ

クリスマスを待って

2017年12月17日

からりとした風が通り抜ける12月半ば。
街並みも、リゼッタの店内もすっかりクリスマスになりました。

何かと慌ただしい毎日ながら、大切な人への贈り物を考えるのは幸せなひととき。
今年は手作りのプレゼントを贈りたくて作りたいものがたくさん浮かんでいるのですが、手が追いつかずなかなか完成にたどり着かない毎日を過ごしています、、
 
そんな中11月中に準備をすすめられたのがアドベントカレンダー。

小さな紙袋に日付を書いて中にお菓子やメッセージをいれた簡単なものですが部屋に飾るとクリスマス気分が高まり、毎日一つずつあけてゆくのが朝のたのしみになっています。
 

プレゼントをした友達は、ツリーの形に見立てて壁に貼ってくれていました。うれしい…!
 
お店では男性への贈り物におすすめのセーター(とってもあたたかいです!)をご用意しております。

みなさまに、たのしく穏やかなクリスマスが訪れますように。

小さな生地で

2017年7月16日

待ちに待った1/2placeのぬいぐるみがお店に届いたのは先週の事。


今回ははじめてのウサギ達もリゼッタ生地でおめかしをして集ってくれました!

デイフラワーの生地を着たネコちゃん、つゆ草三兄弟も!
 
今回は、1/2placeの作家である今野さんの書籍「パリの着せ替えどうぶつ人形」の販売に合わせて自由が丘店ではハギレをご用意しました。

 
ハギレを販売できたらいいな、と思うようになったのはお店でワークショップを開催するようになったのがきっかけです。
ほんの数10cmのハギレが、ぬいぐるみのブラウスになったりパンツになったり、はたまた自分用のエレガントなコサージュになったり…!
コツコツと手を動かすことで、小さな布があたらしい魅力を生み出すことに、わくわくしました。
 
裁縫上手なお客様に見せて頂く、お手製の作品も心に残っていました。
2~3㎝の小さなハギレも大切にしてくださっていて、柄の部分を上手に使ってスマートフォンのケースを飾ったり、お手製のバッグに縫いつけたり、カルトナージュに使ったり。
手を動かして生活を彩る工夫ができる人って、なんて愛に満ちているのだろう!と感動しました。
きっとあの方なら、小さなハギレを工夫して、また可愛らしい小物を作られるのだろうなぁ、
そしてたまに眺めては大切にしてくださるだろうなぁと想像しながら、ハギレのセットをつくりました。
 
裁縫に興味はあってもなかなか完成までたどり着かない私ですが、
姪っ子の2歳の誕生日になにか手作りの贈り物をしたくて、ちいさなぬいぐるみを作った事があります。
学生時代に着ていたリネンのワンピースの生地を利用して作った、一筆書きのくまのぬいぐるみ。

バンザイスタイルのくまは着られる服が限られそうですが
年中裸ん坊の彼(彼女?)に、近々なにかかわいい洋服を作ってあげたいなと思っています。
 
ほんの少しですが、ハギレのセットはまだお店にご用意がございます。(自由が丘店のみの販売です)
リゼッタの小さな生地が、手づくりの日々を彩ることができたらうれしいです。

雨の間におでかけ

2017年6月25日

梅雨に入りましたが、晴れの日が多くもう夏になってしまったのではないかと心配な天気。

この数日でやっと梅雨らしくまとまった雨になり少し安心しました。

 

けれども、そうなってくると外に出るのが憂鬱に…

催事に行ったりとバタバタとしていた為、ここ数日のお休みは家でダラダラと過ごしていました。

家でゆっくりと過ごすのも楽しいのですが「これではいけない!」と思い

晴れた日をみはからってずっと行きたかった企画展に行ってきました。

 

歩いて行ける距離にあるので、久しぶりに散歩がてらのおでかけ。

梅雨の合い間の晴れはとにかく暑い。

 

 

美術館は公園の中にあります。

たくさんの緑は木陰をつくり、また新緑の爽やかな色に心癒されました。

雨が降った後なので葉っぱも生き生きとしていて、空気も澄んでいました。

 

 

美術館だけでなく木陰でのんびりでき、ゆっくりと過ごせた1日。

 

梅雨の時期はジメジメとするので少し憂鬱になりますが、

この時期だからこその楽しみもあることを再発見。

次のお休みはどこに出掛けようか天気予報をみながら計画中です。

 

今年は新しい傘も新調する予定。

雨の日には雨を楽しんで。

公園でみた青々とした緑と同じ色の傘は、雨の日のお出掛けを楽しくしてくれそう。

 

 

ハーブとアロマ

2017年4月10日

4月に入り、ようやく暖かくなってきましたね。
店先の緑も、春を喜ぶように少しづつ動きが活発になってきた気配。
ハーブ
オリーブの木の下でひっそりしていたオレガノも、柔らかな葉をつけていました。
 

私は2月に行った小野光子さんのワークショップでのお話を聞いてから
アロマやハーブへの興味が、むくむくとふくらんでいます。
 

今まではただなんとなく芳香浴をしていただけだったのが
具体的な活用方法のヒントをもらって、ぐっと生活に取り入れやすくなったように思います。
アロマテラピーの本を片手に勉強しながらですが、少しずつ集まってきた精油も活用できるようになってきました。

(ワークショップに参加したスタッフもおりますので、リゼッタのアロマオイルにご興味のある方は、ぜひ店頭で使い方など聞いてみてくださいね)
 

この春に種まきができたらいいなと思って、ハーブの種も買ってみました。
ハーブの種
いつか店先に植えたハーブでお茶を淹れて、お店に来て下さったお客さまにお茶のサービスが出来る日がきたら楽しいだろうなぁと目論んでいます。ふふふ。

熊本の春

2017年3月26日

春は卒業入学のシーズン。
たくさん心を動かされる季節です。希望を胸に心が弾みます。

私ごとですが、長男長女が高校と中学を卒業。
それぞれがまた新たな一歩を踏み出そうとしています。

長女の通った中学校。地震で校舎は全壊しましたが、
この教会は無事耐え残ってくれました。
この場所で卒業式を迎えられたことを尊く思います。

長男の高校の卒業式。
式典の終わりには学生帽を頭上高く高く舞い羽ばたかせます。それぞれの道への旅立ちです!

昨年は春を感じる余裕もなく、大地と共に震えながら逃げ惑った日々。この春の到来は格別なものとなりました。

地震の避難生活では食べ物や飲み物もままならず、
遠い存在だったスイーツ。
子どもたちには、この1年間よく頑張ったね!と
人生門出のお祝いにフラベドの「苺のパフェ」をプレゼント。上から覗き込むと、まるで苺のお花のようですね。

こちらは、本物の苺の花。
このように真っ白で可愛いお花から苺は生まれます。

熊本のフラベドのお店には、
摘みたての完熟フレッシュな苺が毎日のようにやってきます。ジャムになったり、パフェになって登場したり、
春の苺はトキメキも運んでくれます。

そして、この苺畑に現れるミツバチ。
もしや、この蜂は“ポルトモネ・ラベイユ”でお馴染みのマルハナバチ?「不可能を可能にする」という伝説の蜜蜂!

ミツバチは、花の蜜を集めるだけではなく、果実を実らせるための受粉も行っています。
あの伝説の蜜蜂も、苺のパフェに密かに力を貸してくれていたとは!
果実をふんだんに使ったフラベドのパフェを食した子どもたち。この影武者から「不可能なことはない!頑張れ!」と応援されているかのようで、
人生の門出には最高の贈物となりました。

熊本にはたくさんの自然があります。
フラベドでは、これからも自然の恩恵に感謝し、
生産者の方々からいただいた恵みを、
ジャムなどのカタチに変え、皆さんの元へお届けしていきます。

FLAVÉDO par LISETTE は初めての春を迎えます。

刺激

2017年2月13日

去年の年末、10周年イベントの締めくくりとして復刻生地を使ったオーダー会を行いました。

たくさん並んだ生地をみて、あまり裁縫をしない私も何か作ろうかなとウズウズしました…が、

そのまま買わずにいると、オーダーのお洋服の為に生地がいったんお店からなくなりました。

 

そして少し熱が冷めて年が明け、販売できる生地が戻ってきてまた作りたい心がうずきます。

 

 

何より刺激を受けたのは、生地を買ったお客様のお話を聞いて。

スカートやバッグなど生地に合わせて色々なものづくりを楽しんで下さっています。

「なるほど」と思うアイディアも多く、心の中で勝手にメモをとります。

そしてできあがった素敵なものを見せていただき、

なぜだか自分でも同じ様に作れるのではないかと錯覚をしました。

 

何を作るかはすぐに決まりました。

以前から探していたPC用のバッグ。縦長で、内ポケットもあって…探し始めると理想は高まります。

そして何よりも大事なのは表の生地。

市販のものだとなかなかこれだと、思えるものに出会えずどうしようかなとずっと悩んでいました。

 

生地は春に向けてFLOWERに。

黒など濃い色の合う生地なので、濃いネイビーの裏地にしました。

 

作ると決めたら早速行動。

たっぷりの水で水通しをします。水の中で植物がいきいきしているようです。

その後は型紙も作らずに裁断。

そしてひたすら縫いました。

 

「作りたい」という気持ちが先走ってざっくりと作った為、

残念なことにPCが入るサイズよりもかなり小さくなってしまいました。

それでもなぜだか出来上がりには満足。

早速出来上がったバッグを持っておでかけしようと思います。

 

 

形ができる楽しさに改めて気付き、ものづくりにのめり込んでいきそうです。

PCバッグはまた次につくる楽しみにして…

季節の変わり目に

2017年2月10日

今朝はこんなにも眩しい光が差し込んでいて、気持ちのよい一日のスタート。

お店には続々と春の服が届いています。

今日も丸襟のブラウスやグレンチェックのワンピース、パンツなど、これからしばらくの間お店では毎週金曜日に新作が並びます。

 

夕方から外は雪に変わりました。

実際はもう少し冬物が手放せないですが、

冬のニットに春の色をそえたり、

最近の私は季節の変わりめだけできるコーディネイトを日々楽しんでいます。

 

どうぞ温かくしてお過ごしくださいね。

オープンを振り返って

2017年1月28日

熊本にあるフラべドパーリゼッタは昨年10月にオープンし、3ヶ月が経ちました。
オープンからの日々を振り返る月日が経ったことも、私自身、感慨深いものがあります。
昨年の熊本地震から 色々な気づきを得て、日常を大切に、日々感謝して過ごすことを改めて強く感じています。
 
いつも参拝する加藤神社から。
 
この場所から見える熊本城の姿は震災前とほぼ変わらず、その佇まいからこれまで以上に力強さを感じ、たくさんのパワーをもらいました。
 
そして、新年といえばおみくじ。
今年の運勢…気になりますよね。
みなさまは初詣でおみくじをひかれましたか?
 
私のひいたおみくじは こちら
 
人は見かけ
( イチハラヒロコ恋みくじ)

宮司さんより…
「その人のもつ人柄というのは 見た目に現れるものなので、内面も磨き成長させることが大切だという事もいえますし、見た目で判断されるというだけあって、普段から身なりを整えましょう、という事もいえますね。様々な意味合いがあるので、自分に合う受け取り方でいいですよ」とのこと。
そのお言葉をきいて、はっ!としました。
オープンしてから3ヶ月、私はいつも「困った顔してるよ、大丈夫?」とよく言われたものです。
その時は無意識だったのですが…
お陰様で、意識して鏡を覗き込む習慣ができました。
こうして普段から意識することって大事ですね。
口癖だった「すみません」を 今年は「ありがとう」 に変えて、口角を上げていこう!というのは、今年の抱負のひとつです。
 
 
フラべドでは、季節に合わせたリゼッタの洋服と、旬の果物を使ったジャムが同じ空間に並びます。
この場所で、皆さまと喜びや幸せを共有できる毎日に感謝しています。
 
今日は1月28日。
旧暦でいうお正月。
また気持ちを新たに、皆さまとのご縁を大切に繋いでいきたいです。

寒さを乗り切る冬のニット

2017年1月16日

新年を過ぎて、寒の入りを迎えて数週間、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私はというと(基本的なことですが)体調を崩さぬよう、
規則正しい生活リズムと、体を温かくすることを意識して過ごす毎日です。
そのためあって、最近登場回数がぐっと増えたのが、
こちらの定番ニット。

リゼッタおなじみのコルルール・トリコ。
今日も長く愛用している赤を着ています。
特に乾燥する今時期、敏感になっている肌にもちくちくせず、素肌に着てもとても温か。
袖はその時々でリブ部分を半分に折ったり伸ばしたり。

この寒さを乗り切ったら、、と踏ん張る気持ちとともに頭をかすめるのが、そう花粉症のこと。
昨日たまたま目にした読み物のなかに、
『春の花粉症の原因は冬の不摂生』
という文字を見つけ、今の時期をどう過ごすかが大事なのか、と改めて思ってみたり。。

皆さまもどうぞお体大事に楽しさみなぎる冬をお過ごしください。

あたらしい色

2017年1月10日

先日酵素シロップを仕込みました。

フルーツを切って、お砂糖と交互に瓶にいれ、日々手でかきまぜます。
色とりどりのフルーツを準備する間、その場に漂う爽やかではつらつとした空気に元気をもらいました。

寒さのせいか思うように発酵が進まずまだ飲める段階には至っていないのですが
ほんのひとかけらだけ入れたビーツがきれいに発色して、
魅力的なピンク色のシロップになってきています。

 
こんな風に、ピンク色を心から美しいと思えるようになったのは、つい最近のこと。
女性的なやさしい色は自分には合わない気がして、
洋服に限らず、身の回りのものは半分無意識にピンク色を避けていたように思います。
 
それがこの1年ほど、見慣れた自分の服装や髪形、色々なパターンにどこか飽きてきてしまい、
“今まで選ばなかったものを選んでみる”
ことをしてみたいと思いました。
 
その中の1つが“ピンク色のものを身につける”ということでした。
バッグや、ストールなどの小物からはじまり、部屋着やセーターなどにも挑戦。
 
やってみると、新鮮さも加わってか、意外と人から褒めてもらうことも多く
回を重ねるごとにだんだん
あ、そう??意外と大丈夫なんだ!?
とその気になってきて、抵抗感がなくなってきたのです。
 
心の中で長年“なし”と決めていたものを
自然と受け入れられるようになったことが、とてもうれしい変化でした。
 
春は心躍る出会いの季節。
思い込みを手放して、あたらしい出会いを楽しみたいなと思います。
もうすぐはじまる春のコレクションでも、みなさまに新しい出会いを楽しんで頂けますように…!