リゼッタ

小さなコサージュ

2018年3月13日

春がきましたね…!
縮こまっていた体がふわっとほどけるようで、なんとも幸せな気持ちになります。
お店に並ぶ春物も徐々に春らしく明るい色のものが増えて参りました。
 
さて、今回は自由が丘店での展示をご紹介します。
春のラナンキュラスに始まり、秋色あじさいやレースを使った花びらのコサージュ、最近ではリュネビル刺繍のビーズの耳飾りなど、何度もワークショップの講師を勤めて下さっている藤本裕美さん。
2月の半ばに初めてのご著書『小さな布花コサージュ』を出版されました。

リネンやコットンで作る素朴なコサージュが可愛らしく、

スズランやポピー、たんぽぽ、ミモザなど馴染みのお花もたくさん載っています。
 

明日より今月末(3/31)まで、自由が丘店では、こちらの本に掲載されているコサージュの展示と、

一つ一つ手作りされた小さなコサージュの販売を行います。

どれも手のひらに収まる小ぶりなお花や実たちです。

なかには葉っぱの裏に小さな実が隠れたレモンの花のコサージュも!
 
野の花たちがうれしそうに咲く姿が見られるこの季節に、可愛らしいコサージュの展示ができてとてもうれしいです。
私は友人の誕生日に季節に合わせた野花のコサージュをプレゼントできたら素敵だなぁ…!と想像しながら、作れそうなお花を探して本を熟読しているこの頃です。
 
17(土)と31(土)は藤本さんが在店してくださいますので、ご興味のある方はコツなどもぜひ聞いてみてくださいね。

今、欲しいもの

2018年3月7日

3月に入り、春の陽気を感じる日もあれば今日のようにまた冬の寒さが戻ってくるような、冬と春の間を行き来する曖昧なこの季節も嫌いではありません。
どっちつかずで、着ていく洋服もその日その日でころころ変わるのも意外と朝の楽しみだったりもします。(時間がある時に限りますが..)

 

お店に続々と届く春の洋服たち。
私の好きな定番スカートのティナもその一つ。
今年は新色でシェール(肌色)とノアール(黒)が届きました。
すでにアンティークホワイトとヴェール(緑)を愛用中の私ですが、今回のシェールも少しピンクがかった肌色がとっても優しい色合いで心惹かれてしまいます。

 

もう一つ気になっている物が、ニットのアヴリーヌとロレーヌ。

ぽこぽことした編地がなんともいえないのです。
数本の撚っていないリネン糸を、コットンのリリヤーンという中が空洞でネット状の糸に通した特殊な糸を使用しています。
よーく目を凝らすと確かにその様が分かります!
(写真だと分かりづらいですね、ぜひ店頭でご覧ください。)

ティナとのコーディネートもぴったりですよ。
春が待ち遠しくなりますね。

リゼッタの愛しいアクセサリーたち

2018年3月3日

厳しい寒さが続いた日もようやく終わり、

やっと春らしい暖かい日差しを感じられるようになってきました。

 

私ごとですが少し前に風邪をひき寒い寒いと寝込んでいたため、

ここ数日の暖かさはより一層身体にしみわたります。

 

暖かいスタートをきった3月と同時に1日から玉川高島屋で期間限定ショップがはじまりました。

今までのようにお店のない場所での限定ショップとは違い、近い場所でのイベント…

いつもいらっしゃるお客様にも楽しんでいただきたいと

玉川高島屋ではアクセサリーをメインとしたイベントを行っています。

 

アクセサリーというと何だか特別感もありますが、

リゼッタのアクセサリーは日常にそっと寄りそい毎日使いたいものが多くあります。

主張しすぎず、けれどもコーディネートには欠かせない存在です。

 

可愛い、美しいだけでなくユーモアを感じるものも。

「それは何?」と思わず聞かれてしまいそうなデザインに手が伸びてしまいます。

 

今回の期間限定ショップでは今までのアクセサリー以外に

店頭にはまだ並んでいない先行販売のものやご予約を承っているものも並びます。

 

また新しいロシェルのサンプルもご覧いただけます。

 

春の新しい相棒を探しに是非みにいらして下さいね。

 

 

経年変化を楽しむ

2018年2月28日

革が好きです。
だんだん艶が出たり、色が濃くなったり、時には傷がついたりシミが出来たりすることもあるけれど、お手入れをしながら自分だけのものとして育てていく。。
経年変化を楽しむ事は、限られた素材にしか出来ない魅力だと思います。

 

 

ノンウォッシュデニムも経年変化を楽しむ事が出来るアイテムの1つ。
洗い加工をしていないので、最初は硬い着心地ですが、だんだんと馴染んできます。

初めて着用した時は硬さに驚きましたが、一度洗うとだいぶ穿きやすくなり、半年経った今では柔らかさや表情も出てきて、すっかりお気に入りのスカートです!

 

 

 

店頭には、ノンウォッシュデニムだけでなく、リネン素材のデニムパンツも入荷しています。

リネンデニムは、さらりとした質感で、コットンデニムとはまたひと味違った着心地です。

コットン、リネン、それぞれの良さがありますので、ぜひ手にとって見比べてみてくださいね。

 

やさしいコットン生地

2018年2月18日

だんだんと暖かくなり、春の訪れとともにお洋服もニットから薄手の物へと切り替えたいと
思うようになってきました。
麻のブラウスはまだ早いけれど、今年はやさしいコットン生地のお洋服が沢山入ってきましたのでご紹介します。
一度着てしまうと、その楽さと着心地の良さに抜け出せなくなりそうですが
季節の変わり目には、重ね着して調節しやすいコットンジャージのシリーズはお薦めです。
 
 
大き目なシルエットのパーカーは、お尻もすっぽり隠れる着丈。
丸みがあり可愛い形です。カジュアル過ぎないようにスカートと合わせると
上品な印象に。厚手の生地なのでスプリングコートの代わりになりに、今年はパーカーを選びたいです。
 


 
 
しっとりとしたワッフル編みのお洋服は、トップスとゆったり履けるパンツの2アイテム。
以前にもアンディゴ色で販売していましたが、今年は春らしくクリーム色で入荷しました。
普段着にはもちろんですが、個人的には旅行先に持って行きたいセットです。飛行機に乗る時はこのパンツだと楽でいいなーと想像してしまいます。
 

 
 
ボーダーのカットソーは伸縮性があり、体にフィットするのでウエストがスッキリ見えるのが嬉しく
ボトムスにインして綺麗に着たいお洋服です。ボーダーだと、どうしてもカジュアルなイメージがありますがタートルネックにコサージュや、ネックレスを加えるだけで、一気に印象が変わり、ヒールの靴が合わせたくなります。
 

 
 
小物でお薦めなのは長さのあるハイソックスです。
ひざ下まですっぽり包んでくれるので、スカートに合わせても寒くないのが一番気に入っています。
そろそろウールのタイツから、春の装いに明るい色の靴下でお出かけしたと思います。
 

使えば使うほど

2018年2月13日

かちっとした素材とシンプルなデザインのバンドリエール・アンジェを買いました。
色はカフェか、ヌメ革のナチュールかで悩んだ末、カフェを選びました。

すぐに服になじむ色をと思いカフェを選びましたが
ヌメ革を育てていくのも楽しいだろうなとちょっと後悔していたりして。

小ぶりですが思っていたよりもたくさん入ります。
お財布、カードケース、化粧ポーチ、ハンカチ、本。
それから水筒まで収まっています。

最近はどこへいくのも一緒。相棒のような存在に。

 

このところ毎日のように使っていたので

「おはなしNo29 革のお手入れ」を参考に、ブラッシングしたあと
すこしオイルをなじませました。

入社したてのころ購入した柔らかい革のこげ茶色のショルダーも大好きで大事に使っています。
使えば使うほど好きになるものってありますが、このバッグはそんな存在になりそうです。

 

 

 

ネコヤナギと春の訪れ

2018年2月10日

立春を過ぎたというのに、厳しい寒さが続いていますね。
春の足音はどこからきこえてくるのー?・・・とぶるぶる通勤しているのですが、

最近お店の中で次の季節を感じる楽しみな事があります。
それは昨年12月から共に過ごしているネコヤナギの成長。
猫の尾っぽの様な銀白色の花穂がかわいい枝だったのですが、

だんだんと花穂がふっくらとしてきました。
そして最近は新芽がにょきにょきと生えてきて、日々成長しているのです。

植物はしっかり季節の移ろいを感じ”もうすぐ春だよー”と毎日語りかけてきてくれているよう!
とある日、花穂からぴょんと何かが伸びていました。

ネコヤナギの生態について調べてみると、ずっとみていた花穂は花が咲く前の花芽とのことで、花びらもガクもなくおしべ(めしべ)が伸びたこの状態が開花している姿とのこと。
ネコヤナギは2月から4月にかけて花が咲くので、早春を表す季語にも使われているようです。

 

お店には、春の訪れを感じるような花柄の刺繍が施された生地を仕立てた洋服が届きました。
(オンラインでは16日からご紹介いたします)

 

花モチーフのアクセサリーも揃いはじめ、店内は一足早く早春の軽やかな空気が漂っています。

まだまだ冬のコートは手放せませんが、小物から春を取り入れたいな、と計画中です。

ビーズの耳飾り

2018年2月5日

みなさまはリュネビル刺繍というのをご存知でしょうか?
主にフランスのオートクチュールで使われている伝統的な刺繍の方法で、“クロシェ”という細い鍵針を使いビーズやスパンコールを生地の裏側から刺繍する技法です。
 
これまで何度かコサージュのワークショップの講師をお願いしていた藤本裕美さんが、あるときこの刺繍のことを教えて下さいました。
オーダードレスの製作が本職の藤本さんは、11年パリに住む間にドレスづくりから派生して、合わせて付けるコサージュについてや、ドレス用の生地に刺繍を施すためにリュネビル刺繍を学んだそう。
 
しばらく前にサンプルを見せて頂いたピアスや髪飾りがとてもエレガントでかわいらしく、こんなのが自分の手で作れたらたのしいだろうなぁとときめきながら想像を膨らませていました。
 
そして先週、このリュネビル刺繍のワークショップを定休日の自由が丘店にておこないました!

木枠にシルクオ―ガンジーを張り、クロシェを使って生地の表裏を行き来しながら、鍵編みをしていくようにビーズを刺繍をしていくのですが
はじめて手にする道具と使い方にとまどいながら、
まずは道具に慣れる為に上下左右の針の進め方からしばらく練習です。

そしていよいよ本番!
ピアスの外枠をぐるりと一周クロシェで刺していきます。
裏面にビーズを留めていくので、時々生地を返して様子を見ながら進めます。

仕上げは表に返して、手刺繍でビーズを埋めていきます。

みなさま慣れない刺繍方法に時に無言で作業に没頭したり、藤本さんにドレス作りのお話をうかがったりしながら、だんだんとコツをつかんでビーズが埋め尽くされ、、、
最後に真ん中の淡水パールを刺繍した時のかわいさといったら…!

仕上がったばかりのピアスを耳元に飾って帰られる可憐な姿が印象的な一日でした。
 
今回のピアス作りは2/7の回も満席となっておりますが、またこれからもワークショップは計画していきたいと思っておりますので
ご興味のある方はぜひ足をお運びくださいね。

手編みのカーディガン

2018年1月31日

年末に表参道店で行われたスヌードをつくるワークショップ。私たちスタッフも参加し、久しぶりに編み物の感覚を思い出しました。
それに感化され、カーディガンを編むことに!
一昨年にプルオーバーニットを編み上げて以来の大物、はたしてちゃんと編み上がるのでしょうか。。

編み方は簡単なメリヤス編み。
袖口と裾は一目ゴム編みでリブを作ります。
見頃と袖の下部分をぷっくりさせるために途中から2本どりで編んでいきます。

この冬に完成させて着たい!と急ぎ足で編むこと数日。合間を見つけては編み進め、意外とあっという間にパーツが完成しました。
モヘアのふわふわとした毛糸で編むと、少々編み目が不恰好でも目立たず馴染んでくれているようです。
使い勝手のよさそうな、とってもシンプルなカーディガンが仕上がりました!

今週はまた雪も降るそうでまだまだニットは手放せないのですが、春物のリネンのブラウスも温かなカーディガンを羽織ってこの時期から着られそうです!

ほっと一息

2018年1月26日

寒い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こんな寒い日は暖かい飲み物で心も身体もほっこり温めたいと思い、
リゼッタ淀屋橋店から歩いて15分程のコーヒースタンド“EMBANKMENT”へ足を運びました。

私の中では安定のカフェラテ。
、、、だけのつもりが、やはり頼んでしまいました。甘いもの。

チョコレートベースで中にフランボワーズのジャムが入っているので甘酸っぱい味。
上に乗ったナッツの食感も楽しくとても美味しかったです!

今日は季節の果物を使った焼き菓子“金柑とキャラメルのケーキ”が新しく加わっていました。
ほんのりキャラメル風味の生地の上から、さらにキャラメルソースがたっぷりかかっています。


ケーキがのっていたシンプルな小久慈焼の器も販売中だそうです。
一段と冷え込むこの時期は外を散策するのが億劫になってしまいそうですが
お買い物の間にお茶の時間を交えながら、あたたかなひと時をお楽しみ頂けたらうれしいです。
淀屋橋散策、ぜひ巡ってみてくださいね。