お花に寄り添って
2016年5月28日先月、引越をしました。
新しい家は高速道路沿いにあり、その壁伝いは自生している植物で覆われています。
壁一面に広がる自然の景色は初めて家に入った日からお気に入りです。
家の中はまだまだ色々と揃っていませんが、気に入ったもので少しづつ満たしていきたくて、
しばらくはがらんとした我が家です。
色々と揃っていなくとも生活はできるもので、時間の経過があっという間で、気づけばもう一ヶ月。。
遅くなるのもよろしくないので、引っ越しましたのお知らせ用にお手製のメッセージカードを作る事にしました。
刺繍でちょっと凝った感じに。
芍薬の花なのですが、凛とした姿と溢れるような花弁がとても好きで、つぼみがぼんぼり飾りみたいに大きい所が愛らしい。
この時期花屋さんでよく見かけるのでモチーフにしてみました。
夏の手前になるとここの所毎年リゼッタにオーガニックコットンの洋服が並びます。
柔らかいコットンの生地は軽やかで、毎年出るのをわくしながら心待ちにしているシリーズ。
今年は木版のプリント模様で、少しオリエンタルな要素があります。木版というとインドの更紗(布)のイメージですが、リゼッタのプリントは柔らかいコットンに施していることもあって、フランスのマダムがさらりと着こなしそうな優しい雰囲気です。
お花など植物のモチーフは大きさや色合いで印象が変わりますが、生命力なのか華やかさや愛らしさなのか、側にあると気持ちがまあるくなるような気がします。