赤が好き
2016年5月25日
色彩について少しだけ学んでいたこともあり、“色”が好きです。
数ある色の中で一番を選ぶなら何ですか?と聞かれたら迷わずに‘赤’と答えるでしょう。
日の丸の紅赤、朱肉や朱塗の漆器の朱色。最近では少ししぶい茜色にも虜です。
物を選ぶときに迷ったら赤。まず赤い色に引き寄せられてしまうのです。
赤好きの人は情熱家で、精神的にも肉体的にも活力にあふれた人といいます。
色の持つエネルギーを使いこなせるからこそ、その色を好きといえると、
色彩学の本にもそう書いてあります。
私は情熱家でエネルギッシュだろうか?と自問をすると、、、なんだか違うような、、。
そうありたいと思いながら、小さなことでいじいじと悩んでしまう事も多々あり、
赤が好き、なんて堂々と言えない性格であったりします。
自分の赤の法則は、カバンの中身をみると一目瞭然。
お洋服のような大きな面積の赤はほとんどなく、小物類に集中しているのです。
カバンのなかのタンブラー、ポーチ、お弁当包み。
靴やネイルなど、差し色に多様しています。
これはまさに、‘赤’へのあこがれゆえ、、。
大胆な赤いへの思いがありつつ、まぶしい程力強く自分の気持ちが足りなくて、
近づきたいけど遠慮してしまう。
なのでがま口をあけると裏側が赤だったり、ステッチが赤だったり、小さな赤に出会うとテンションが上がってしまうのです。
なんだか片思い(!)のような、、、
新作のワンピースでルージュ色が入荷してきました。
自分の中では少し背伸びをして、赤に袖を通してみました。
最初はそわそわとしていたのですが、色が持つ不思議。気分が高まります。
着ていて、心の底から馴染む感じにはまだ時間がかかりそうですが、お洋服の赤もチャレンジしたいなと思ったのです。
大好きな赤と両想いになるべく、第一歩を踏み出します。