古書との出会い
2015年9月18日先日神保町の古書街でいくつかの古書を購入した。
山高く積まれた中から一冊、
ふと手にしてページをめくるとその世界にいっきに心奪われてしまった。
星座やクラシック曲のイメージと文字を組み合わせた一つ一つの作品は、まるでぼんやり浮かぶ小宇宙を見ているよう。
何時間でも眺めていられる。
これと同じときにフランスの昔の暮らしぶりや街の様子を切りとった写真集も購入した。
海外の本はもっぱら写真を眺めるだけになるのだが、この写真集は写真とともに短い日本語で文章が綴られている。
書体や言葉づかいもどこか品がよくてよい。
ヨーロッパの古いものや異国の暮らしを知識として得られるのはありがたく、同じような本を何冊か持っている。
一日のうちの少しの時間でも好きな本をゆっくり眺められるのは、慌ただしい毎日のなかでとても贅沢に思う。
そしてこれからも足しげく一冊との出会いを探していこう。
少しのあいだ鎌倉店に置いておきますので、よかったら眺めにいらしてくださいね。