リゼッタ

ものができるまで

2015年9月15日
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初めてリゼッタを知ったのは二子玉川のお店。
ブローチ展というイベントの時にウィンドー越しに彩られたブローチやコサージュに惹かれてふらりと入店した時の事でした。
小物類を身に付ける習慣はなかったのですが、趣のある色や形にとても惹かれたのを覚えています。

 

コサージュと聞くとフォーマル仕様の光沢のある煌びやかなイメージがあったのですが
身近に咲く花をモチーフにしていたり、優しい素材感がその印象を変えてくれました。
職人さんが手作りしている事もその一つかもしれません。
どうやって作られるんだろうなぁと見ている度に愛着が。

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染物に興味があった事もあり、真っ白な木綿の葉っぱを染めてみました。
洋服を染める勇気はありませんが小さいものならと、知識もなく分量を量り染料を溶かしたお湯に葉っぱを浸してひとくぐり。
2色の染料を混ぜてみたりと、初めての作業にやってみたい事が広がります。
一度目はのっぺりしました。2度目にくぐらせるとより濃くなります。

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浸してはゆすいで乾かして、一部に浸けては乾かして、点々と染みをのせては乾かして。
何度かやる内にだいぶ味わいのある色になってきました。

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だいぶ納得の行く色になったので、2枚重ねて芯を入れてみました。
正しい方法かはわかりませんが、立体的な葉っぱの出来上がり!
さぁ、これをどうやって使いましょう。
趣向をこらして次の段階へ。

 

 

洋服ができるまでにも時間はかかりますが、
こうやって小さなパーツを作るだけでも試行錯誤は時間がかかるんだなと改めて感じます。
リゼッタのコサージュに魅せられて、小さな物が出来るまでを少し垣間見ることができた時間でした。