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去年の夏に販売していた近江上布の絣模様をモチーフにした「てふてふ」の生地はお気に入りのひとつ。
かごバッグの目隠しにしたり、お弁当包みにしたりあれこれ使っていましたが
最近はもっぱら布の端をキュッとしばっただけの簡易ティッシュカバーとして定着しています。

つい先日旅先の大阪で、万博公園の中の民芸館へ立ち寄り、絣の展示を見て来ました。
この春にも、絣の模様をモチーフにしたプリントシリーズが出ることもあってずっと興味のあった布。

白と藍の濃淡で表された豊かな模様
気の遠くなるような細かな手作業の積み重ねで織り上げられる一枚の布
素朴で、美しくて、どこか懐かしく、とても心惹かれました。
そういえば、昔祖母は絣の上っ張りをよく着ていたなぁなんて思いだしながら
よく晴れた春の日の大阪で、温かく静かな時間が過ごせました。