リゼッタ

冬が過ぎてしまう前に

2017年2月4日
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2月に入り今が寒さの底。

 

澄んだ空気の中、深呼吸するとつめたさに背筋が伸びますが、

青空を背景にふっくらとしはじめた木蓮のつぼみから春が近づいている事を感じます。

この冬が過ぎてしまう前に終わらせておきたいこと、みなさまはありますか?

 

私は着ていない冬服の整理や、バッグを作ろうと購入した生地を形にしなくては、

など、あれこれと思い浮かびます。

中でも最優先はミトンを完成させる事です。

 

この冬は休みといえば家にこもって編み物をしていました。

編み物に触れたのは、子供の時買ってもらったおもちゃが初めて。

よく考えられているおもちゃで、糸をセットしてレバーをくるくる回すと、簡単に輪編みのマフラーができます。すっかりとりこになっていまい、家族全員分のマフラーを作ったものです。

 

あれから時を経て、表編み、裏編みの編み方からはじめ、

ぎこちないながら帽子、ヘアバンド、今はミトンに挑戦しています。

 

糸と編み図があってなくてイメージが変わってしまうとか、今編み図のどこを編んでいるっけ?と立ち止まる事もしばしば。

ですが一番の難問は、状況によって編み目が変わってしまう事です。

 

編み物はリズム感と心をたいらにする事が大事と聞きました。

心がふてくされているときつい目、ぼんやりし過ぎているとゆるい目になるそうです。

初心者の私は気分屋な編み目。

ここ難しかったんだな、ここで一休みしたな、とわかってしまうほどです。

テンポよく目をそろえて均一に編む境地に行きつくまでは、相当な修行が必要なのでは、、、と推測します。

編み物も日常生活も大切なことは同じだなと感じます。

 

休みの日に昼まで寝ていて食事の時間がずれてしまったり、夜なかなか寝つけなかったりすると、胃が重く感じたり、寝不足で次の日調子が悪かったり、、。
心も落ち着かなかったりします。

生活そのもののリズムを大切にして、なるべく心をたいらにしたいものですね。

 

この冬の間に完成させて、一度くらいはお出かけできたらな、と心はあせりますが、

そのための夜更かしは厳禁ですね!

 

あと少し。最後の難関は親指部分でしょうか。