苔もも
2016年9月4日9月に入り、夜に響く虫の音もすっかり秋の雰囲気ですね。
お店には秋らしいえび茶色のテキスタイルで仕立てた『苔もも』シリーズが揃いました。
プリント柄のイメージとなったこけももを飾っています。
自由が丘店には『花 植物の手仕事 つぐみ』のドライリースや生花のブーケが届きました。
これまでにも数日限定のお花屋さんのイベントをテラスで開催したり、小さなスワッグを販売したりしていたのでつぐみさんの作品を手に取ったことはあったのですが、今回はじめて大きなリースの作品をいくつも見る機会に恵まれ、改めてその素朴な力強さに惹かれました。
秋の始まりをイメージして作って頂いたリースたちは
時を経て、しだいに色が褪せていく美しさを想像できるものばかり。
ひとつのリースの中にたくさんの植物が集まっていて、見れば見るほど、その色合いや組み合わせの奥深さに引きこまれます。
あじさい、サンキライ、クリスマスローズ、 ユーカリ、、、
普段からお店に活けることの多い馴染みの植物も、はっとするほど新鮮に感じることもありました。
つぐみさんの作られるリースやブーケをみていると、
「この実、おもしろい形だな」とか
「こんな植物あるんだぁ!」という驚き、
「このお花とこのつぼみの色の組み合わせにとくめくなぁ!」など
自分の中にとても素朴な感想がわき上がってきます。
装飾としてのきらびやかなお花との接し方だけではなく
もっと素直に、素朴に植物をたのしんでいいのだな、小さなものを愛でるこころをもって日々を過ごすっていいな、と思えてきます。
小さなことをたのしむ心があれば、いつだって毎日がたのしくなりそうです。
生花のブーケが麻ひもで束ねてあるのは
そのまま逆さまにぶらさげて、ドライにしながら長くたのしんでほしいという気持ちから。
本日も引き続き販売しておりますので、お近くにお越しの際はぜひ見にいらしてくださいね。
洋服と合わせて、秋のムードでお迎えします。