リゼッタ

カルトナージュ

2016年6月8日
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ご存知の方も多いのではないでしょうか。
『カルトナージュ』は、カルトン(厚紙)で組み立てた箱などに布や紙を貼りつけて美しく仕上げたフランスの伝統工芸です。18世紀に生まれたのだそう。

調べてみるとその起源には諸説あり、茶葉を入れる箱として貴族が愛用し、上流階級のティータイムにふさわしいように美しい布で飾られるようになったという説や、南仏で蚕を入れる紙箱に装飾を施したものが発祥だという説、、、どちらも繊細な中身の品質を保つため紙の箱が利用され、機能性と見た目を両立させる知恵から生まれたのだそうです。

日本では一般的に箱型がよく知られていますが、写真立てやペンケース等の平面作品から家具(!)に至るまで、形は様々あるのです。

 

私は「カルトナージュ=箱」とばかり思っていましたが、講師の先生に伺うとハンドバッグやクラッチバッグといったファッションアイテムから、ノートや定期入れのような日常使いの品々まで、カルトンと糊と気に入った布があれば何でも作ることができるそうで、生活を身近で彩ってくれるものであることを知りました。

 

お話を伺い興味が湧き、このたび表参道のユヌメゾン リゼッタにてワークショップを開くこととなりました。

あらためてホームページにてご案内させて頂きますので、ご興味のある方は是非一緒に挑戦してみませんか?

 

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私は馬の描かれた可愛らしい小箱にボタンやブローチ、ガラスの玉、布の切れ端などをしまっていますが、新たに自分で作る楽しさを知りたいと思います。

アイディアに溢れ、香りにも造詣の深い先生とともに、愛情の込もったフランスの伝統工芸に触れてみたいと思います。

 

 

ジネットちゃんとお待ちしております!

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