横浜駅から踊り子号で終点の伊豆急下田駅まで２時間半。下田に行ってきました。
下田といえば社会科の授業で習った黒船に乗ったペリーが来航した地。
江戸から明治に向けて日本が大きく変わるきっかけとなった歴史ある港町です。

 

私の旅といえば雨。よくて曇り。やっぱり雨女なのでしょうか。
白浜の青い海は拝めませんでしたが、下田の町は佇まいそのものが素敵で町中を散策しました。
下田の観光として有名な場所は‘ペリーロード’。
ペリー提督が、日米下田条約締結の為にこの道を行進したことから名付けられたそう。
石倉や古民家が数多く残り、異国情緒あふれるレトロな雰囲気です。
街並みの中でひときわ印象に残る‘なまこ壁’

その名の通り、かまぼこ型の継ぎ目がなまこの姿に似ているのでそう呼ばれています。
1854年に起きた大津波 からの復興の際、美しい景観と防火のために江戸幕府が奨励したのがこのなまこ壁。ガイドさんの話によると、この壁を作れる職人不足や維持に莫大な費用がかかるため年々、減少傾向だそう。

 

縁結びで若い女子たちに人気だという白浜神社。伊豆で最古（なんと2400年の歴史!）の神社。海に向かってたつ鳥居はなんとも神秘的です。

 

下田港から揚がってくる新鮮な魚介類は言うまでもなく美味。
食べる魚ではなく見るさかな（？）もかわいらしい。
名産の金目鯛をモチーフにしたかざりの魚が町中にあふれています。なんと塀にも！

ふとガードレールをみると波の模様になっていたり、マンホールが黒船になっていたり、

歩くとかわいらしい発見があって、私はこの港町がすっかり気に入ってしまいました。

 

今回は旅に持参したリゼッタのパーカーについて、ご紹介しようかと思ってましたが、あいにくの天気で寒くコートを脱ぐ事ができず、体温調節に便利なパーカーの良さを体感できませんでした、、、。
トレンチコートにパーカーの装いなんてちょっと春を意識しすぎたのでしょうか。
この時期によくある失敗です。

今度は下田公園の紫陽花が満開になる頃に行きたいです。
紫陽花の枝から新芽が少し出ていました。下田公園の紫陽花は６月に見頃をむかえます。
その頃にはちょうどパーカーが出番です。
梅雨時期だから雨女の私はやっぱり雨に降られてしまうかもしれませんが。

 

港町、下田。個人的におすすめの観光地です。