心地よい日差しに立春も迎えて、待ち遠しかった春ももう隣にというところでしょうか。
お店に届く春物によって、風が冷たくても気持ちはどんどん春先へと移行していきます。
四季を巡って春を迎える頃はいつもちょっとした高揚感があるのはそのせいかしら・・・と思いながら。

 

そんな季節の変わり目にいつも書くのは『手紙』
こまめに連絡を取り合わない友人数名と、ここ数年手紙のやりとりを続けています。

年に３、４回届くか届かないかですが、手紙からは相手の色んな変化や意思が読み取れて
頻繁に連絡を取り合うよりも濃厚な内容が入ってくる気がします。

便箋や封筒の組み合わせを考えるのも楽しく、郵便セットを入れた引き出しからあれやこれやと選んで、今回は届いた先で気持ちが明るくなるようにさわやかな花柄の封筒と落ち着いたレターパッド選びました。

小さい頃は授業中に先生に隠れて手紙を回し合ったり、シールを入れて交換したり
あの頃のこっそりとした楽しみ方がありましたが、今書く手紙はずいぶんと内容も届ける距離も変ったなぁと自分が大人になったんだなとしみじみ感じます。

 

ただ、会った時には手紙の内容を忘れてしまうので
ここ最近は届いた手紙を持参してこれはどういう事？とかこれを今日の議題にしようとか
近くで会話しないとできない楽しみ方を手紙を交えて行っています。
そう思うと小さい頃と実は大して変っていないのかもしれないですね。

 
 
 
 

週末は気温が上がるそうです。
まだ寒くて外に出るのも億劫な所がありますが、これから切手を買いに行きますよ！
きっと数ある絵柄の中から選んで送るのも楽しさの一部でしょうから。
この手紙が届いた時に、気持ちが温かくなると良いな。

 

春のほわほわとした暖かさに自然と外に出たくなる時期を心待ちにしています。