昨年から愛用している”プル・トリコ・ヴェー”というVネックのセーター。

衣替えを終え、まじまじとセーターを眺めていると、たくさんの毛玉が出ていることに気がつきました。

着用するのが気恥ずかしくなってしまうほど・・・

 

どうしようか・・・と考えていると、同僚のスタッフ２人から、最近ウール用のブラシを新調して、とても良い！という話を耳にしていたので、私も一念発起し、買ってみることに。

 

洋服ブラシの売り場に行くと、豚毛や馬毛、静電気防止用、花粉払い用・・・・と様々なブラシが並んでいて、目移りしてしまいます。

豚毛は、万能的な洋服ブラシとして使われるようで、毛先が細くてこしのある馬毛は、スーツ、コート、ウール用など繊細な生地に向いているようです。

毛玉取り専用という猪毛を使った強そうなブラシと、仕上げ用に馬毛のブラシを求めました。

 

猪毛のブラシを、編み目に対して平行に動かしていくと・・・

 

驚くほど、毛玉がからみました！仕上げに馬毛のブラシをかけると、肌触りもなめらかに。

普段から、ウールの洋服にブラシをかけてあげると、毛玉防止になるそうです。

今年買い足した、プル・トリコ・ヴェーの新色は、毛玉が出る前に、普段から手間をかけてあげなくては！

 

ウールのコートにもブラシをかけてあげると、つやがでて、織り目に入った細かなほこりもとれることにより、通気性が良くなり、お洋服自体が長持ちするそうです。

今年はまだ、ウールのコートは着用していませんが、”今までごめんねー、今年もよろしく”と、気持をこめてブラッシング。

 

遅まきながら、洋服ブラシのある生活がはじまりました。

暮らしの中の知恵が増えたことは、とても嬉しいことです。